今、南インドはコーチンのホテルにいます。清潔感溢れる部屋に、フレンドリーなホテルのスタッフ。
夕方部屋でゆっくりしていたら、部屋の外から爆音が聞こえてきました。
爆音と言っても、知る人ぞ知るインド人がテレビを見る時の音です。
インド人が大きな音でテレビを見るのが好きなのを知っているし、ここはインド、我慢しようと思いましたが、ドアを開けてみると、爆音が聞こえて来る部屋のドアは開けっ放しでした。
苦情を言うのはやはり勇気がいるものです。
「ホテルのスタッフから面倒な客だと思われたらどうしよう」
そんな思いが心をよぎりました。
このように物事をしようかしまいか躊躇う時に、いつも思い出すのがソニア(ソニア・ショケット)が教える、
「もし私に恐れが無かったら、私は〜する」
と自問するテクニックです。
「もし私に恐れが無かったら、果たしてホテルのフロントに苦情を言うだろうか、それともこの騒音を我慢するだろうか」
そう自分に尋ねた結果、フロントスタッフに最低ドアを閉めてくれるよう言って欲しいと頼みました。
夕食を終えて部屋に戻ると、テレビのボリュームがかなり下がっていて、私の部屋に音は聞こえてきません。
やろうかやらまいか躊躇する時、皆さんも試してはいかがでしょうか?
最近のコメント