デリーのホテルから空港までの移動。有名なシゲタトラベルでタクシーを手配してもらいました。
タクシーの運転手がこの旅の最後のインド人となるわけですが、私が思うところの典型的なインド人でした。
運転中に突然大声で歌い始めます。
「マイカー ベリー クリーン?」
ホコリっぽい車内を指してそう聞いてきます。
「ドゥー ユー ライク インディア?」
「イエス、アイラブインディア!」と答えると、無邪気に喜んでいました。
インドでは心の病を患う人は少ないのでは察します。
自分の家族について話し始め、私の家族についても質問してきます。
西洋化、個人主義化の波が押し寄せるインドですが、まだ家族や親族の繋がりは日本と比較できないほど強いものがあります。
「マイ マザー ヘルス ノット グッド」
「アイ アム オンリーブラザー(つまり一人息子のこと)」
「ユー マイ ファースト カスタマー」
こんな英語でもインド人は堂々としゃべります。
彼がお金持ちだと思っている私の同情を買おうとしているのが分かりました。
車を降りるとやっぱりチップをおねだりされました。
「インディア ノーチップ」と言うと、
「イングリッシュ ビッグ カントリー」
さっき日本人だと言ったじゃないか!(笑)
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