昨夜ローカルテレビで福岡在住のしみ抜き名人、小林正四さんの生き方がクローズアップされていました。
この人にかかれば取れないしみは無いといわれるほどの名人です。
福岡県内に数店舗を持つクリーニング会社の社長さんですが、愛車は軽トラ、社内で誰よりも安い給与で働いている小林さん、理由を聞かれると、社員の雇用を守りたいからとのこと。
また数十年に渡り磨き上げてきたしみ抜きの技術を伝えたいと、ライバル会社の経営者向けに、ほぼ実費のみで講習会を開いたりもしています。
男尊女卑など悪しき習慣もありましたが、まじめさと自己犠牲の精神、昔の日本人は偉かったなあと思います。
また、小林さんのような人は何をやってもその道で極めてしまうのだと思います。
努力、粘り強さや熱心さ、そんな素晴らしい習慣を身に着けた心(=道具)を持っているのですから。
ある偉大なヨーギーが言いました。 ある1つの事を極めて人にとって、神の悟りは難しいものではないと。
この度は、いろいろお世話になりました。いよいよ、明日、出発します。
以前、ある高僧が玉乗りをしている曲芸師を見て、「玉から降りても玉の上に居る時と同じ気持ちで注意深く生きたなら、すぐにでも悟りに到達し得るのに」と嘆かれたという話しを聞いたことがあります。今回、ニランジャンが示してくれた親切は、本当に有り難いもので、アンマのダルシャンにも劣るものではない、と私は受け止めています。注意深く、時に大胆に、志を失わずに生きていくなら、ニランジャンが神を悟る日もそう遠くないかもしれませんね。かつて、仏陀の傍らにあっては、殺人鬼アングリマーラーや高級娼婦アンバパーリーですらも悟りを得たと伝えられています。我々も、アンマをはじめ、幾多の聖賢の教えに触れているわけですし、どこまで行けるかわかりませんんが、負けずに精進して参りましょう。
投稿情報: bj | 2010年9 月 4日 (土) 02:55
bjさん、もう今頃デリーかコーチンでしょうか?
>注意深く、時に大胆に、志を失わずに生きていくなら
本当にそうですね。注意深くも大胆に。
それでは今回のアムリタプリ滞在が素晴らしい体験となりますように。時間がありましたら近況をお知らせ下さい。
投稿情報: ニランジャン | 2010年9 月 5日 (日) 17:53