チェンナイ2日目。
お世話になっているアーユルヴェーダ医のドクター・ネドゥンガディに会いに行きました。
ドクターと知り合ったのは、2004年にトリヴァンドラム近郊にある、シヴァナンダセンターで。
アーユルヴェーダ・マッサージコースのディレクターでした。
その時には、このように長く、親密な付き合いになるとは思ってもみませんでした。
ドクターは熱心なサイババの信者でおのずと話は、スピリチュアルな方向に。
昨日初めて聞いて驚いたのは、ドクターの父親はスワミ・シヴァナンダジの秘書をしていて、長らくリシケシに滞在していたとの事。
またドクター自身も、シヴァナンダジに子供時代から何度も会っていたそうです。
この事を聞いて、私がドクターと繋がっている理由が分かったように思いました。
スワミ・シヴァナンダジと師の一番の直弟子だったスワミ・チダーナンダジは、私が最も尊敬するヨーギ達なのです。特にスワミ・チダーナンダジに関しては、マントラを頂いて弟子になりたいと考えていたほどです。
今回のインドの旅でも、リシケシのシヴァナンダ・アシュラムに滞在する予定です。
オプラ・ウィンフリーは、アメリカでその名を知らない人がいないほど有名なテレビ司会者兼プロデューサーであり、また活動家でもあります。
彼女が司会を務める「オプラ・ウィンフリー・ショー」は20年以上続く長寿番組で、アメリカのトーク番組史上で最高視聴率を記録しています。
タイム誌の「最も人々に影響を与えた20世紀の100人」の一人に選ばれ、2009年のフォーブス紙の長者番付では、世界の黒人の中でトップにリストされています。
幅広い慈善活動も行い順風満開に見えるオプラの人生ですが、多く成功者がそうであったように、彼女も困難に満ちた子供時代を過ごしました。
ミシシッピ州の地方の貧しい母子家庭に生まれ、9歳でレイプの被害に遭い、14歳で早産した子供を出産後すぐに亡くしています。また麻薬を止めることできず、父親との関係もよくありませんでした。
私も決して豊かとはいえない家に生まれ育ち、父親のアルコール依存症、登校拒否、家出、自殺願望など平穏ではない子供時代を過ごしてきました。
子供時代の逆境を乗り越え、今太陽にように輝くオプラには畏敬の念を抱き、インスピレーションの源となっています。
必ず抜け出す方法があると知っていたわ。
違った人生があるって知っていたわ - なぜなら本で読んだから。
違った場所があり、違った生き方があることを知っていたわ。
オプラ・ウィンフリー
人間の知識の希求には限りが無いようです。
私自身も、インド哲学に心理学、音楽、占星術、デザイン、ウェブ技術など学びたい事は無数にあります。
しかし、問題は時間には限りがあるということ。
限りの無い知識の欲望と、有限の時間というジレンマ。
インドのヴェーダンタ哲学は、そのジレンマを解決する為の1つのアプローチを提示してくれます。
「それを知る事により、すべてを知り得る」
“それ”とは、神、宇宙、意識、真我、ブラフマン等、さまざまな名前で呼ばれていますが、宇宙の根源なるものです。
それを知る事により、この宇宙の全てを知る事ができるのだと、ヴェーダーンタは説いています。
限られた時間の中で、最大の知識を得る、非常にプラグマティックで合理的な方法に思います。
今日、2月16日はインドの大聖シュリ・ラーマクリシュナの聖誕祭です。
シュリ・ラーマクリシュナも好きですが、私は彼の弟子スワミ・ヴィヴェーカーナンダにより強く惹かれます。
今日、スワミ・ヴィヴェーカーナンダのウェブサイトをスタートさせました。
まだ、物足りない内容ですが、これから徐々にサイトを充実させていきます。
立ち上がれ、勇ましく、強くあれ。
すべての責任を背負い、汝が運命の創造主であることを知れ。
汝が欲する強さや助けは汝の内にある。
だから自分の将来を築くのだ。
スワミ・ヴィヴェーカーナンダ
もう随分前から、心の奥底にある願いや恐れなどが、夢の中で再生される事に気づいていた。
ある友人が最近冷たいと、少し悲しい思いがあったが、昨夜はその思いがプレイバックされた。
夢の中で、別の友人と山にドライブに。
前々から家が裕福なのだろうと思っていたが、彼は両親からボルボのワゴンをもらっていた。
勿論夢なので現実離れしている。目的地につくと、彼の車がオープンカーに変わっていた。
車の屋根が閉まった状態だったので、「これって開くんでしょ」と聞くと彼は全くの無視。。。
決して深い付き合いでないのに、繰り返し夢に登場する知り合いがいる。
表面的には意識していないつもりだが、心をよく観察していみると、年も近く、同じスピリチュアルな道を歩み、その世界で社会的に成功している彼に、ライバル心を持っている自分に気づいた。
スピリチュアル・パワーアップ・レッスン—幸せになる第六感の磨き方の著者で、アメリカの著名な直感カウンセラーであるジュディス・オルロフ医師によると、夢には心理的な夢と霊感的な夢 があるのだという。
私たちが見る夢のほとんどは心理的な夢だ。それは私たちが対処すべきストレスや恐れなどの心理的問題を示してくれる。
霊感的な夢は3種類に分けられる。
まず最初にガイド的夢。オルロフ医師によると、この種の夢は、夢の中の出来事や人、あるいは声が私たちに次のステップや問題の解決法を提示してくれる。
また、詳細を覚えていなくても、起きたときに“知っている”という感覚があるのだという。
次に予知の夢。そして最後に癒しの夢。癒しの夢では、直面している肉体的、心理的な問題への解決法が提示されたり、または実際に夢の中で癒される。オルロフ医師は、その癒しは、風邪の諸症状から、深層心理に隠された問題までに及ぶそうだ。
では、どうやって心理的な夢と霊感的な夢を区別するのだろうか。
霊感的な夢には次のような特徴があると、オルロフ医師は述べている。
1.霊感的な夢では、夢の内容が自分自身と全く関係がないことある。
2.極めてはっきりとしたビビッドな夢である。
3.感情的が伴わず、中立的、客観的な夢である。
4.自身は夢に没入せずに、まるで目撃者や映画を見ている観客のように夢を見ている。
少年よ、大志をいだけ
クラーク博士のこの言葉は今も色あせることがない。
夢や目的の無い人生などありえるだろうか?
誰もがいろんな夢を持って生きている。
結婚して幸せな家庭を築くこと、発展途上国で恵まれない人々に奉仕すること、歌手や俳優になること。
私の場合、本当の自分を知るという、ちょっと変わった目的を持って生きている。
ヨーガの言葉で、モクシャ(輪廻からの解放)と呼ばれるもの。
そんな大それた言葉を使うと荷が重いので、あえて自分を知る事としている。
目的達成の為に実践しているのが、ジャック・キャンフィールドが唱えるルール・オブ・ファイブ (Rule of Five) だ。毎日夢実現の為に最低5つの事をするというものである。
私の場合、それをルール・オブ・3 + 3 に変えて実践している。5つだとプレッシャーを感じてしまい毎日続ける自信が無かったからだ。とりあえず最低3つの事を実践して、出来ればあと3つするというもの。
3つであれば、毎日の瞑想、プラーナーヤマ(呼吸法)とジャパム(マントラを唱える事)で達成可能だ。それに加えて、ヨーガ的なアファメーション(私は肉体でも心でもない。私はアートマンである、等)、スピリチュアルな本を読む事、カルマヨーガなどをしている。
一日の終わりには、その日目的に近づく為に何をしたかを日記に書く事が重要だ。
最近のコメント