普段ストーリーものは読まないのですが、インド人の友人の熱心なすすめでパウロ・コエーリョのアルケミストを読みました。
ちなみに著者はインドでも大人気。彼の本は書店でよく特設コーナーに置いてあります。
アマゾンのレビューを見ていると結構この本に勇気づけられた、感動を受けたという読者も多いようです。
私が印象に残っているのはセイラムの王様である老人が主人公の少年に語った「幸運の原則」「初心者のつき」という言葉。
老人曰く、宇宙が人をその人の運命(天命)に導く為に、はじめに良い結果を与えて、成功の味を覚えさせるとの事。
自分の人生を振り返ってみると、二十歳頃に体験したスピリチュアルな経験が、今もこうしてヨーガやスピリチュアリティを学んでいる事の1つの支えとなっている事は間違いありません。ほんの僅かな体験でしたが、本当の自分とは何か、また目に見える世界を超えた世界がある事を体験として知る事ができました。
本を薦めてくれたインド人、彼はこの本を読んでライフコーチの仕事を始める勇気を得た、と熱く語っていました。
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