Yoga Way

コーチンに到着〜思い込み、決めつけの功罪

昨日チェンナイを後にし、ケーララ州のコーチンにやって来ました。

空港に着いたのが夜でしたので、景色を見る事はできませんでしたが、チェンナイと比べるとやはりのどかな感じです。

湿気や気温も穏やかで、今このブログを書いている朝９時半でも、エアコン無しで快適です。

ちなみに、コーチン空港は市内から約45キロも離れているので、道の空いている日曜でさえ市内のホテルまで１時間近くかかりました。（ちなみにプリペイドタクシーで約500ルピー）

それに比べるとチェンナイ空港は市内から約16キロ。市内からタクシーで30〜45分の距離です。

フライトが夕方6時。4時に事務所を出発すれば良かったので、３時頃いつも使っている大手タクシー会社Fast Trackに電話したところ、予約がいっぱいで5時まで手配できないとのこと。

結局、友人の知り合いの旅行会社で手配してもらい、チェンナイからバンガロールまでの電車賃と同じくらいの料金を払うはめになりました。

マイレージを貯めているので、フライトは今回もジェットエアウェイズ。食事はオプションだったので機内で買うつもりでした。

いざ機内サービスが始まって食事を注文しようとしたところ、サンドイッチしかないとの事。チケットの予約時に、注文しておくべきだったと後悔しました。

結局ホテルに着いたのが夜9時、ホテル近くのレストランはどこも混んでいて、腹ぺこで食事にありついたのは結局10時近く。普通なら、もうベッドに横になっている頃です。

タクシーと食事、失敗の原因はタクシーは簡単に手配できる、食事は予約なしで買えるという思い込みと決めつけでした。

今後は自分勝手な想像で決めつける事のないようにしなければと痛感した次第です。

過去世の記憶

インドの聖者曰く、心が清らかになるにつれて、いろんな事が観え始めるそうです。 

自分の前世もその１つ。

幸か不幸か、私には自分の前世も他人の前世も観えません。

でも良く言われるように、これは私たちに取って都合の良いことだと思います。

今生でさえ、いろんな悲しい記憶やトラウマを背負って生きているのに、前世の記憶まであったらそれはそれは大変な事に。肉体を去る時に、一度記憶がリセットされるのは、幸運だと思います。

直接前世の記憶は無くても、自分の嗜好や傾向を観察することによって、ある程度推測することは可能かもしれません。

普段は前世などどうでもいいのですが、こんなことを考えるのはインドに来てからです。

私が今いる南インドのチェンナイは、インド第四の大都会。厳しい暑さと喧噪、大気汚染に交通渋滞など決して暮らしやすい町ではありません。

でもそんな環境の中でも、楽しんで、充実した日々を送っている自分がいます。

瞑想やヨーガを学ぶ場所、聖者やスワミに会う機会が多くあり、スピリチュアルな本や音楽も簡単に手に入ります。

南インドには厳格な菜食の人が多いのですが、私も専ら食事は菜食専門店です。

インドには人生を４つの段階（学生、在家生活、隠遁、出家）に分ける考えがありますが、私もこれを取り入れていて、今の在家生活を終えたら、出家、修行生活するつもりです。

20歳の頃よりほぼ毎年この悠久の国を訪れています。

外見上、地元のインド人にまじまじと見つめられることもしばしばですが、私には外国という感じはありません。

あくまでも推測ですが、過去に南インドのどこかで暮らした事があるのかもしれません。

断食の聖者マタジ (Prahlad Jani) をインド政府が検証

今日付けのインドの高級紙"The Hindu"に断食の聖者マタジ(Prahlad Jani)の記事が載っていました。

インド国防省の指示のもと、科学者や35人の医師からなる専門家チームが、マタジが食べ物や飲み物を一切取らず、また排泄もせずに生きられるメカニズムを解明するための１５日間におよぶ臨床実験を行ったそうです。

実験中、マタジの行動は、病院の部屋に張り巡らされた監視カメラで随時監視され、医師が定期的に体調をチェックし、データを採取しました。

１５日間マタジは入浴やうがいをする事はあっても、食事や水は一切口にしなかったという。

彼の弟子によると、マタジはかれこれ７５年以上も断食を続けているのだという。

また彼らによるとマタジがプネーにいた８歳の時に、女神アンバ・マーターが現れ、マタジの舌を指で触ったらしい。それ以来マタジは、食欲を失ったのだという。

神秘の国インドにはこういう人がきっと他にたくさんいるのだと思います。

インド式サウナの日々。。。でも感謝

神様の恩寵により、快適なオフィスで仕事をしているのですが、一歩外へ出るとそこはまるでサウナ。。。

一昔前だったら自分の於かれた状況を嘆いていたに違いありませんが、ようやく苦境や嫌な事をプラスに捉える事ができるようになりました。

体に応える暑さですので、体調管理に気を配っています。毎朝のアーサナと瞑想、食事は腹八分目に、アーユルヴェーダのサプリを飲み、規則正しい生活。

本当に健康な人は、どんな環境におかれても、元気ハツラツだと聞きました。

このうだるような暑さの中元気に暮らせたとき、私の健康と体力が証明されるのだと思います。

インドはつらいよ

今、日曜日の朝１０時。道路が空いている日曜日は絶好の外出日なのですが、朝から大半をベッドの上で過ごしています。

昨日は朝５時半からホーマ。その後数年ぶりに腹痛と下痢になりました。動くこともままならず、１日中寝込んでいました。

体調が悪いと、家族や日本食が恋しくなります。あぁー、インスタントのみそ汁を持ってくれば良かった!

健康の大切さをしみじみと実感しています。

アンマのチェンナイアシュラムへ

オーム　アムリテーシュワリエイ　ナマハ   

昨日の夕方にアンマのチェンナイアシュラムにプージャの申し込みに行ってきました。

受付の人に「じゃぁ、明日の朝５時半からやろう」と言われましたが、あまり急だったので、土曜日の朝にしてもらいました。

いつも笑顔が素敵な、スワミジにもお会いしてきました。

いろいろ忙しいそうでしたが、少し時間を割いて頂き、プージャやアンマについての話を聞かせてもらいました。

プージャの効果は人の持つカルマによって、感じ方が違うらしい。

マイナス１０のカルマを持っている人が、プージャによって＋５の効果を得た場合と、＋−０のカルマを持つ人が、同じく＋５の効果を得た場合では、効果は同じでもやはり感じ方が違うと納得しました。

アンマに会う前と会った後ではやはり人生が大きく変わったそうです。特に自己の成長に於いて。

アンマからはよく愛のムチ（困難など）をもらうんだと笑顔で話してくれました。アンマの弟子である事は大変な事だけど、それによって心が浄化されている事を知っているし、アンマは私を愛してくれているからと。

肉体を持ち、人間の姿として存在するマハートマ（偉大な魂）のそばにいることは、特別なことだとも。

スワミジのアンマへの愛に圧倒され、思わず涙が出そうになりました。

何か一つの事に（スワミジの場合はアンマ）人生を捧げる事ができる人は、本当に幸せだと思いました。

カードを紛失！？インドでクレジットカードを使う時の注意点

昨日の午後にクレジットカードが無いことに気づきました。

記憶を辿ると、お昼に行ったヒマラヤのお店でカードを使いましたが、返してもらっていませんでした。

同じようなケースが以前にもありました。

あわてて電話すると、お店で保管しているとの事。

お店に行くと、店員の人に悪びれた素振りも無く、無言でカードを渡されました。

インドでは、店員さんの対応などを気にしていると生きては行けません。

確かに暑さで、頭が多少ぼーっとしているのも理由の１つですが、お店の人が返し忘れるのも問題があります。

先にレシートを渡されて、商品を「サンキュー」と渡されて、カードはそのままお店の人が持ったままでした。

ちなにに、今回予備として、アメックスのカードを持ってきましたが、使える場所が限定されていて、まだ一度も使っていません。

インドではやはりVISAが一番いいようです。

シュリ・オーロビンド・ソサエティでの一時

コインバトール市内にあるシュリ・オーロビンド・ソサエティに、瞑想とお香を買いに行ってきました。レースコースと呼ばれる市内の閑静な一等地にあります。

特にオーロビンドの信者ではないのですが、そんな事は気にせずに、ここで奉仕しているチャンダールさんとティルベンカタンさんは暖かく迎えてくれました。

敷地や室内は驚くほど清潔で、植物などが美しく飾られています。

またセンターは、瞑想的な波動で満ちていて、いるだけで気持ちよくなります。

それにしても、こんなスピリチュアルな場所や人が普通に存在するインドは、やはり特別な国だなぁと改めて関心しました。

真夏のインドを旅して

４月と５月はインドが一番暑い夏。

連日気温が４０度近く上がり、さすがに体に応えてきます。

今回は、仕事であること、今年の秋と冬は別の用事があることを理由に、真夏のインドにいるわけですが、インドを旅する最適な季節は、やはり気温が下がり始める９月以降だと感じています。

また各地のアシュラムやヨーガセンターなども、９月以降に外国人向けのプログラムを予定する事が多く、いわゆる聖者と呼ばれる人たちも、この時期は海外を回っている場合があります。

暑さしのぎにアイスクリームを食べてきました。

インドの定食〜ミールス(Meals)

お昼は専らこれを食べています。

ピザハット、サブウェイやマクドナルドもありますが、やはり地元の伝統食が一番ではと思います。

ごはんやおかずはおかわり自由です。

写真はチェンナイの有名菜食レストランチェーン、Saravana Bhavanで食べたもの。

場所によりますが、だいたい50〜150ルピー（100円〜300円）です。