先日「引き寄せの法則」を読んでいました。アマゾンのレビューを見て知りましたが、日本でも結構売れた本だったんですね。
驚いたのは、「引き寄せの法則」とスワミ・ヴィヴェーカナンダが今から100年ほど前に言った事の類似性でした。
ヴィヴェーカナンダは、あらゆる想念には、それ独自の波動があり、その想念は心から外の世界に発せられ、同じ波動を持った想念を集めて、力を増して戻ってくると述べていますが、「引き寄せの法則」にも全く同じ事が書いてありました。
また、今ある自分は過去の思いや行いの結果であり、故に私たちがコントロールできる今=この瞬間をよりよく生きる事によって、理想の人生を創る事ができるという、楽観主義や心が持つの無限の力、可能性なども。
ヴィヴェーカナンダの有名な言葉に「弱さ(ネガティブな事)を克服する方法は、強さ(ポジティブな事)を思う事である」とありますが、「引き寄せの法則」にも同じコンセプトが述べられていました。
ヴェヴェーカナンダは1893年のシカゴ宗教会議以後、New Thought Movements(その一つであるthe Science of Mindと「引き寄せの法則」は良く似ています)の思想家をはじめ欧米の哲学者、思想家に多大な影響を与えましたが、この本にもやはり彼の影響があるのでしょうか?
写真はスワミ・ヴィヴェーカナンダ in カリフォルニア
インドはベジタリアンの人にとっては非常に住みやすい国です。特に肉や魚料理に使った調理器具や揚げ油は使えないような、厳格な菜食の人にとってはなおさら。
町の至る所に、菜食専用のレストランがあり、マクドナルド等のファーストフード店でも、キッチンがベジとノンベジ(インドではそう呼ばれています)に別れて、もちろんフライドポテトを揚げる油も別々です。
またお菓子やその他食品の包装には、ベジタリアン用には緑色の丸印が、卵や肉類が成分に含まれている場合には、小豆色の丸印が印刷されていて一目で分かるようになっています。
アメリカなどでは、健康や環境保護、または動物を殺したくないという考えから菜食を始める人が多いようですが、インド人の友人によるとインドでは宗教上の習慣が主な理由だそうです。
写真はSubwayの店内。カウンターがベジとノンベジに 別れています。
サプリ等はあまり飲まない方ですが、近くの店にオーガニックインディア社の有機栽培のハーブサプリメントがあったので試しに始めてみました。
Vitality(活力)には日本でも有名になりつつあるアーユルヴェーダのハーブ、アシュワガンダとトゥルシが含まれています。
もう一つは、知ってる人は知っているトリファラ。アムラ等の3つの果物からできているアーユルヴェーダの伝統的なハーブミックスで、腸をきれいにして、消化力をアップする作用で知られています。
ゼラチンではなく、植物性のカプセルに入っていますが、カプセルがちょっと大きめなので、私はカプセルから取り出して飲んでいます。Vitalityは少し苦く、トリファラは酸っぱいですが、ほとんど無臭ですので、飲みやすいです。
効果のほどは後ほど。
こちらインドでは早くも学校が夏休みに(ちなみに今日の最高気温は37度位)、今滞在しているIntegral Yoga Instituteでもちびっ子向けのサマーキャンプが始まっています。
いやー、子供たちはかわいいですね。他人がどう思うとか全く気にせず天真爛漫で。
チェンナイからコインバトールに向かう列車が途中で長時間停止して、大人たちは皆いぶかしげにしていましたが、5歳位の女の子は振り付け付きで歌いながら車両の中を、いったりきたりと楽しんでおりました。
Integral Yoga Instituteの図書館にアンマの本が一冊だけありました。目覚めよ子供たちの第六巻。お昼時に読んでいましたが、アンマ曰く、子供の無邪気さ、純真無垢さはすべての人が持っていて、誰もがそれを渇望し、霊性の修行によって再発見する事ができるとの事。私は何でもすぐに信じる方ではありませんが、このアンマの言葉はまさにそのとおりだと心に響きました。
頭であれやこれやと考えて生きている今の状態ははっきりいってかなり疲れました。私も早く子供の純真無垢さを取り戻したいです。
長期滞在するつもりだった今回のインド旅行、でも今回もやっぱりホームシックになってしまいました。騒音やジロジロと見られるのにはある程度慣れましたが、清潔さの欠如と衛生面の悪さを目にするたびに「ああ、早く日本に帰りたい」と思ってしまいます。あとトイレの後、手を使うのはどうも馴染めません。
でもインドでしか経験できない事やインドやインド人の良さも過多あるわけで、インドライフを謳歌しています!
お金は神様。そんな事を言うとスピリチュアルな生活を送っている人からはひんしゅくを買いそうです。私も以前はお金やお金儲けは卑しくて汚い物と思っていましたが、最近ではお金やお金儲けそれ自体は善くも悪くもない中性なものだと考えるようになりました。
お金やお金を稼ぐ事へのマイナスイメージ。少なからぬ人が詐欺や横領など不正な手段でお金を得ている事、また多くの人がお金を稼ぐ事だけに没頭してしまっている事などからいつのまにかネガティブなイメージが自分の中で作られていったのではと思います。
でも今こうやって私がインドのヨーガセンターでヨーガの勉強をする為にはお金が必要でした。私が正当な手段で得て、自分を少しでも高めたいとの思いから行っている事、その為に使ったお金を汚いものとは思いません。
スワミ・ヴィヴェーカナンダがアメリカに行った目的は、ヴェーダンタやグルであるシュリ・ラーマクリシュナの教えを西洋に伝える事と同時にインドの貧しい人々、虐げられている人々を救う為の資金を稼ぐ事でした。実際にシカゴの世界宗教会議で一躍有名になった彼は、たくさんのお金を講演により得て、インドに送金していましたが、そんな彼の行為や、人助けのために使われたお金は決して汚いものではないと思います。
よく使われる例えで、刃物が犯罪者により凶器として使われる事もあれば、医者によって手術にも使われる。一方では人を傷つけ、一方では人の命を救う。でも刃物自体が良いもの悪い物というわけではありません。お金も刃物と全く同じではないでしょうか?
スピリチュアルライフに目覚めて約15年、その間私の経済状況は決して華々しいものではありませんでしたが、その理由の1つには「お金やお金儲けは卑しいもの、スピリチュアルな生活を送る自分にはふさわしくないもの」との思いがあったのではと思います。
好きなときに世界中を自由に行き来でき、住んでる家には、スピリチュアルなイベントを催す事ができるホールや瞑想室、菜園、誰にも邪魔されずに物思いにふけながら散策できる自分だけの森。それでいて全く執着が無い、そんな生活が今の理想です。
ホイットニー・ヒューストンのヒット曲「Greatest Love Of All」。
行きつけのスポーツクラブでよく流れていた曲ですが、サビの部分に「自分自身を愛する事を学ぶこと、それが最も偉大な愛」というフレーズがあります。メロディーや他の部分の歌詞は好きでしたが、どうもこの部分がしっくりこなくて。自分自身じゃなくて、神様や他人への愛こそが最も偉大な愛のはず、といつも思っていました。
私の場合は、自分がこうあるべきだ、こうありたいという理想が高く、その一方で同じ失敗を繰り返したり、欲望に流されてしまったり、理想と現実の格差がありすぎて、当然ありのままの自分を受け入れる、愛するという事ができませんでした。
そんな自分を少し変えてくれたのが、ルイーズ・L. ヘイさんの「すべてがうまくいく"やすらぎ"の言葉 」です。写真の笑顔からは想像がつきませんが、性的暴力や厳格な父親からの暴力、貧困や自己嫌悪など過酷な十代を過ごしてきた方です。本の内容は原題を直訳した「あなたは自分の人生を癒すことができる」に近いかもしれません。ありのままの自分を受け入れ、愛することが、人生をポジティブな方向に変える鍵だと。
実家でマルチーズを飼っていますが、雷が鳴ったりすると怖がって、畳やカーペットの上でおしっこやうんちをしてしまいます。もうおばあちゃん犬なので、ほとんど私と遊んでくれる事もなく、一日のだいたいを寝てすごしています。また歯周病があり口臭がちょっときついです。そんな犬でも、目に入れても痛くないくらい大好きで、どんなイタズラをしても、嫌いになったりはしません。
じゃあどうして同じように自分自身を無条件に愛する事ができないのか...
スワミ・ヴィヴェーカナンダは「自分を愛する事、信じる事ができなければ、成長はできない」と言いましたが、その言葉の意味が少しだけ分かったような気がします。
先日チェンナイでインド占星術の鑑定を受けました。チェンナイでお世話になっている立派なインド人の友人から推薦してもらったナーラヤラナン先生です。
先生には過去2度観て頂きました。インド占星術に強い関心を持っていた数年前にたくさんのインド人占星術師に会いましたが、私の過去の出来事が当たって
ない事を指摘すると気分を害し、わざと将来の悪い出来事を予言するような女性の占い師もいました。あとクリケットのテレビ中継が気になって仕方がない人や、”世界的に有名”と宣伝していた占星術師、会ってみたらデリーの占星術専門学校の1年生でした(笑)
ナーラヤラナン先生は目が不自由です。それでも私の誕生情報から私の身体的な特徴、性格、経済状況等をぴたりと当てました。息子さんが海外で働いていて裕福で、お金儲けには興味は無く、人柄も優しさに満ちあふれた方です。電気工学を専攻し、自分の工場を持っていたそうですが、今から約20数年前からこの道一筋で来られたとの事。平日でも鑑定に来ている地元の人がいっぱいで師の人気がうかがえます。
インドでインド人占星術師から受ける場合は、暗示にかかり易い人は注意した方がいいかもしれません。好んで"Prediction"とう言葉を使うように、カウンセリングというよりも、予言とう感じが強いです。また学校でちゃんと英語を勉強した人ばかりではありませんので、悪気が無くても結構きつい言葉を使ったりも。ある外国人の知り合いは、将来子供の健康の事で悪く言われて非常に心配になり、鑑定を受けた事を後悔していました。
今ではインド占星術への興味も薄れてしまいましたが、アンマのお弟子さんであるルドランジの鑑定には今でも感謝しています。それまで自分は機械やコンピューターに弱いと思い込んでいたのですが、ルドランジ曰く、経済的に裕福になりたいのなら(精神的な満足は別として)電気関係やコンピューターの仕事が良いとの事。確かに派遣で働いていたソフトウェア会社から結構いい条件で正社員のオファーを頂いたり、また今ではパソコン関係が特技になっていたりと、自分のポテンシャルに気づかせてくれました。あとその時ルドランジが「自分の為だけにお金を稼ぐのだけでは無く、他人の為にもお金を稼ぐんだ」と言われたのが印象に残っています。
私は俗に言うクリスチャンではありませんが、このバンドのバラード大好きです。キリストへの愛や感謝を美しいメロディとハーモニーで歌い上げます。
下の曲は"Power of Your Love", イエスの愛の力によって浄化され、イエスとともに昇天するという内容です。
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